私の家のブロードバンド環境、未だADSLなんですが特に問題なく使えています。
ネットやフルHD動画を見るくらいなら十分な速さが出ていますし、料金も光回線などに比べて安いし通信も比較的安定しています。
ところがこのADSL、あと数年でサービスが終了してしまいます。
このコロナ禍、家庭のブロードバンド環境が変わってしまうのはかなり厳しい。
そんなわけで今日はADSLの終了とその乗り換え先を考えてみたいと思います。
目次
ADSL終了の理由
ADSL現状とメリット・デメリット
ADSLはメタル線(電話線)を利用したブロードバンドですね。
NTT東西がやっているフレッツADSL系とSoftbank系がやっているものが主流ですかね。
現在新規の申込みはごく一部の地域を除いて終了しています。
NTT系は2023年1月、ソフトバンク系は2024年3月にはサービス終了。
実際はそれを待たずに終了してしまうところが多いですね。
私が利用しているNIFTYのADSLサービスは2021年9月で終了。
旧イーアクセス(現ワイモバイル、Softbankグループ)がやっていた格安のADSLサービスADSL-directは2021年6月で終了。
ADSLのメリット
- 電話線が引いてある地域なら大抵の場所で利用できること
- 光回線などと比べて料金が安い(安いところなら月額1500円位で利用可能)
ADSLのデメリット
- NTT基地局から自宅までの距離が遠いと通信速度が落ちる
- 上りの速度と下りの速度が大きく違う。上りは特に遅い
なぜ終了してしまうのか?
終了してしまう理由はいくつかあるようですが、やはり大きな理由は利用者が減ったことによる収益の低下と、NTTが維持費もかかりこれ以上の広げるつもりもないメタル線を止めたい(減らしたい)からのようですね。
なお完全にどの地区も終わってしまうわけではなく、光回線などをどうしても引けない地域などは暫定的にサービスを続けるようです。
それでもいつ終わるかわかりませんが。
乗り換え先を考える
時代の流れ、文句を言っても始まらないので、ADSLの代わりを探さなくてはいけません。
考えた結果、以下の3つの乗り換え先(?)に行き着いたので、挙げていきます。
光回線
ブロードバンド環境といえば、まず思い浮かぶのはこれですね。
速度もADSLと比べ物にならないくらいほど速いですし。
ただし、これも住んでいる環境と時間帯によって大きく変わりますし、物理的に光回線を引けない地域もあります。
あと今年は、コロナ禍で光回線を引く人が増えていたり、楽天ひかりが人数限定で1年無料などを打ち出したせいで、サービスを利用できるまでかなりの時間がかかるようになっているようです。
一番のデメリットは料金ですかね。プランにもよりますが、ADSLより月額数千円高くなってしまうと思います。
モバイルルーターなど無線を使ったインターネット
固定回線ではなく、無線Wi-Fiを使ったサービス。
ポケットWiFiやWiMAX、Softbank Airなどもそうですね。
メリットは工事などがなく、申し込んだらすぐ使えるものが多い。
自宅外に持ち出すこともできるので、スマホのパケット代を抑えたりもできますね。
速度もADSLより速いです。
デメリットは料金が高いことと、データをあまり使いすぎると速度制限を受けることがあるってことですかね。
あとやはり無線は固定(有線)回線に比べて不安定。
ゲームなどで応答速度が求められる場合もあまり向いていないですね。
固定回線は諦める
最後の方法はこれ。
実際家でPCあまり使わない、スマホやタブレット端末あればいいやって人は固定回線はやめるのがいいかも。
時々PCをネットに繋がないといけないときは、スマホのテザリング使うとか、無料のWiFiスポットを利用するとかでなんとかする。
これは普段のネット利用状況次第ですね。
まとめ
ADSLサービスが終わるまでまだ数ヶ月以上時間はありますが、サービス終了間近になればなるほど、光回線などは工事がたてこんで時間がかかったりすると思うので、料金関係なく安定したネット環境が必要な人は早めに乗り換え先を決めたほうがいいと思います。
もしかしたら来年まで待てば、プロバイダーがADSL難民のために安い救済プランを提示してくる可能性もあるかもしれません。
もうすでに乗り換え先のお得なプランを提示したハガキが届いている方も多いと思います(うちもすでに来た)
とにかくまだ時間があると放置せず、今のうちから選択肢をいくつか用意しておいたほうがいいですね。
ちなみに私は光回線に乗り換えることにしました。
工事はかなり先になりそうです……。
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