動画編集用にPCも新調し、いろいろと動画編集について勉強の日々。
カメラでの撮影はいいとして、未だほとんど試していないのがPC画面の録画。
過去、ゲーム実況生放送はちょっとだけやったことがありますが、動画として録画編集したことがないのでちょっと今回PC画面録画ソフトを触る機会を得たのでレビュー。
目次
EaseUS RecExperts
PC画面の録画方法について
実はPC画面の録画、Windows10のPCならOSの基本機能でできてしまいます。
Windowsボタン+Gを押してゲームバーを表示して操作するだけ。
ただあくまでも簡易的なものなので、一つのウインドウだけしか録画できない(デスクトップ全体や複数ウインドウ録画ができない)、録画時間に制限(4時間まで)などやれることが限られます。
ですので本格的にやりたい人は、専用の画面録画ソフトを使ったほうが機能的にもやれることが多いですし、後々の編集作業・効率なども考えるといいと思います。
EaseUS RecExperts(体験版)を試してみる
多機能に使えるスクリーンレコーダーとして、今回使ってみたPC画面録画ソフトは「EaseUS RecExperts」
過去にHDDやSSDのクローンを作るときにお世話になった「EaseUS Todo Backup」と同じ会社の製品です。
このスクリーンレコーダーの主な機能としては、
- フル画面、単一のウィンドウ、または、画面中の特定部分を自由に録画可能
- 画面録画に加えカメラでの撮影も入れられる
- システムサウンドを記録しながら、マイクも利用可能
- 録画中にテキスト、線、矢印、画像を入れる編集操作ができる
- その他録画中のズーム機能・ウィンドウ追跡機能・スポットライトレコード等
など、PC画面キャプチャーに関するだいたいのことはできてしまうソフト。
文字で並べてもわかりにくいので、早速体験版をインストールして試してみました。
インストール
まずはEaseUS RecExpertsのサイトから「無料体験」をクリックしてインストーラーをダウンロード。
特に面倒な入力もなくインストール完了して起動させてみます。
試用版には制限がかかります。
- 2分間のみの録画と動画に透かしが入る
- スクリーンショットにも透かしが入る
- 動画の編集、圧縮などの機能制限
とりあえず起動。
初作業のときには↑のように簡単なチュートリアルが出るのでわかりやすい。
基本画面はスッキリとした印象。
現在私のPCにはウェブカメラがないので使用できないようになっています。
試用を始めると購入をそくす表示が出ますが、今回は飛ばします。
タスクスケジュール機能もあり、予約録画までできるみたいですね。
録画機能等
基本の録画機能は大きく4つに分かれています。
一つづつみていきます。
画面録画
一番基本となるモード。
フルスクリーン、範囲指定、録画したいウィンドウだけを選ぶこともできます。
フルスクリーンはモニターが2台以上の場合、それぞれ一画面だけの録画にするか、全画面にするか選ぶこともできます。
選択範囲も微調整が簡単にできるのがいいですね。
エリアカスタマイズ履歴もあります。
録画設定も細かく指定できます。
基本の設定は↓の通り。
出力形式もビデオ、オーディオ、スクリーンショットと個別に細かく設定できますし、通常よく使う形式は網羅している感じ。
フレームレートも1から60fpsまで変更できます。
録音
画像なしで音だけ録音したいときはこれ。
デフォルトではMP3での録音ですが、これも設定で色々変えられます。
ウェブカメラ録画
ウェブカメラは試用版なので今回は割愛します。
カメラがあれば自分の姿を入れ込んでの録画ももちろんできます。
ゲーム録画
起動しているゲームを自動的に検出してゲーム画面を録画できるモード。
フレームレートも変更可能。
もちろんフレームレートを上げるとそれだけPCに負荷がかかるのでできるだけツヨツヨPCを用意したほうがいいと思われます。
その他気になった機能
録画した動画は基本画面下の録画リストで簡単に確認することが可能。
リストの下には、動画の圧縮、編集モードや動画サイトへのアップロードなどの機能が並んでいます。
↑左から、プレビュー、圧縮、編集、共有、削除、(保存ファイルの)フォルダーを開く
録画した動画をDropboxやGoogle Driveにアップロードも素早くできます。
簡単な動画ならこのソフトだけで録画編集してそのままyoutubeへアップロードなんてこともできてしまいます。
実際に録画してみました
文章で書いただけではわかりにくい部分もあるので、実際にJava版MinecraftとWindows10版Minecraftの2つを起動させ、録画モードを数パターン変えて録画してみました。
ちなみに私のPC環境は、
- CPU:Ryzen5 2600
- メモリ:32GB
- ビデオカード:Radeon RX580
- ストレージ:M.2 500GB
詳しい仕様は過去ブログ参照で。
概ね問題なく録画できたんですが、ゲーム録画モードのときJava版Minecraftは録画終了と同時に強制終了するなどちょっと不安定でした。
ウインドウ指定とかなら問題なくいけました。
まとめ
PC画面録画ソフトということで、最初操作が難しい印象があったのですが、わかりやすいUIで使いやすかったですね。
残念な面としては、対応OSがWindowsのみ(7以降)ということと、有料版が少し高いこと。
有料版は1ヶ月単位または、1年間のサブスクか、永久ライセンス版の3つから選べます。
1ヶ月2,390円、年間5,990円永久ライセンス版が8,390円(税抜)。
機能も充実して使いやすいだけに、もう少しリーズナブルなお値段だといいんですけどね。
有料は有料で無料アップグレードと無料技術サポートがついてますから安心して使えるので、まずは無料体験してみて使いやすさと自分が使う用途にあっているか吟味した上で選んでみるのがいいと思います。
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