少し前に話題になって売り切れ続出のDAISOメスティン。
メスティンを知らない人に簡単に説明すると、キャンプでは定番のアルミ製の飯盒。
色んな所から発売されているが、本家はスウェーデンのトランギアというメーカーのもの(だと思う)。
普通のトランギアメスティンを持っているので、買うつもりはなかったけれど、偶然近所のダイソーで売っていたので購入してみました。
今回はこのメスティンを本家のトランギアメスティンと比較・レビューをしてみたいと思います。
DAISO(ダイソー)メスティン
まずは開封
100均のダイソーで500円商品のメスティン。
トランギアのノーマルメスティンが1700円位するので、機能が同じならかなりお得。
早速開封。
形は本家よりちょっと角が丸めの角型。
中にはご飯の炊き方説明書入り。
コンパクトストーブ、アルコールアルコールバーナー、シングルバーナーの3種でのやり方が書いてあります。
かなり親切ですね。本家にはこんなの入ってませんし。
きっとこのダイソーの企画者は、キャンプがわかっている人なんでしょうね。
別角度から。
ハンドル部分のリベットは3つ。本家は2つ。
本家トランギアのメスティンはバリが結構あって、ヤスリでバリ取りするのが定石なんですが、こちらはバリのようなものはないので使う前にちょっと洗うだけですぐ使用できそうです。
ただダイソーメスティンは少し蓋が緩めな感じ。
ガタツキはないのですが、吹きこぼれは覚悟しないとだめかと。
トランギアのメスティンとの比較
トランギアのメスティンと比べてみましょう。
上がトランギア製、下がダイソーメスティン。
ご飯1合用なので一回り小さいですね。
横から見たところ。
蓋をしたときにトランギアのほうがキッチリハマるように、本体側に少し膨らんだ加工がしてありますが、ダイソーのほうは本体側はフラット。
そしてこのダイソーメスティン、なんとトランギアメスティンにピッタリ収納できます。
測ったようにピッタリ。というかこれは完全にスタッキングできるよう意図的に作られているとしか思えません。
もちろんちゃんと蓋もしまります。
更に一回り大きなトランギアラージメスティンに入れてみたところ。
こちらもちゃんと蓋ができるので、マトリョーシカ状態で持ち運びできます。
ただし、別売のトランギアメスティン用メッシュトレイなどは入らなくなります。
実際に使い比べてみた
実際に使ってみました。
普通にご飯は炊けるのはわかっているので、トランギアメスティンでよくやるような自動調理で使えるか試してみます。
用意したのはこちら↓
お米2合と、お米と一緒に炊くだけできる炊き込みご飯の素2合用。
これを2つのメスティンに分けて同時に調理したいと思います。
使う道具はこちら↓
なぜかダイソーではなく、100均のセリアで買った固形燃料とMG TRAILさんの折りたたみゴトク。
メスティンを使った自動炊飯はこちらの↓
エスビット ポケットストーブを使う人が多いと思いますが、なんか人と違うものが使いたい病が出てMG TRAILさんのゴトクにしました。組み立ても楽だし薄くなるし、何よりお安い。
そんな感じで早速準備。
同じ分量の材料と水でもトランギアの方は余裕がありますが、ダイソーのほうはけっこうイッパイイッパイです。
具材の多い料理はもしかしたら厳しいかもしれませんね。
この状態で蓋をして30分吸水させます。
調理開始。吹きこぼれがこわいので下にアルミホイルを敷いています。
キャンプのときだったら屋外なので気にしなくてもいいかも。
案の定吹きこぼれが。
トランギアのメスティンも吹きこぼれるんですが、それ以上にこぼれますね。
具材パンパンだから仕方ないですが。
で、火が消えるまで放置。
その後タオルでくるんで15分蒸らし、完成↓
無事両方とも完成。
ひどい焦げやお米に芯があるということもなく、美味しく出来上がりました。
一つ難点があるとすれば、ダイソーのメスティンは小さく、ご飯をかき混ぜにくいので別皿用意したほうがいいかな。
100均(500円だけど)メスティンは買いか?
ダイソーで見かけたら買っておいても損はないと思います。
質も悪くないし、500円だしね。
トランギア製をすでに持っていても、キャンプのときダイソーの方でご飯を炊き、トランギアの方でおかずを作るとか同時調理したら便利かも。
スタッキングできるし、小物も入れていけるしなかなか重宝すると思います。
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