動画編集もできる低予算自作PCを作る
目次
初自作PCに手を出す
普段使っているメインPC、第4世代のインテルCPU、Core i5 4570を積んだドスパラのBTOパソコンなんですが、気がつくともう7年も使ってるんですね。
それでも普段使いには全く問題ないんですが、昨年から時々動画編集するようになり、さすがに動作が厳しいと感じ始めました。
メモリ8Gですし、グラボも後から買い足して一応積んでますがGTX750Tiという、今となってはかなり貧弱な物。
給付金も出たことですし、何年も前からやろうやろうと思いつつ結局逃げていた自作PCに手を出してみようと思いたちました。
初自作PCということであまり冒険はせず、高額なパーツは使わず低予算で作りたいと思います。
目標はOS込み、消費税込で10万以内かな。
ちなみに給付金は、保険のきかない虫歯の治療でとっくの昔に使い切りましたので使えません。
PCのパーツ構成を考える
お金を出せばいくらでもいいものがありますが、なるべく予算を抑えて動画制作メインで考えてみました。
独断と偏見で選んだので、もっと良い構成がたくさんあると思いますがこれが私の今の限界。
パーツの値段は2020年8月現在のものです。
CPU
最初はCPU。
まず考えなければいけないのは、インテル系かAMD系のどちらを選ぶか。
WindowsPCはPentium3の頃から買っていますが、ずっとインテル系のCPUしか使ってこなかったので、今回はAMD系でいこうかと。
数年前までは、性能はインテル>AMDでお値段はAMD>インテルというイメージだったのですが、AMDのRyzenシリーズからちょっと流れが変わって、性能もコスパもよさげになったよう。
もちろん現行(第三世代)のRyzen3000番代を買いたいところなんですが、いくらコスパ良いとはいえそれなりのお値段。
できればGPU(グラフィックボード)にお金をかけたいので、一つ前の世代のこれを選びました。
これ春頃までは15,000円以下で買えたんですが、流石に在庫がなくなってきたようで2万円近くまで上がってきちゃいました。
春に買っとけばよかった。
現行のAMD Ryzen 5 3500がほぼ同じ値段かそれ以下で買えるので、それでもいいかなと思ったんですが、3500は6コア6スレッドなのでシングルでの性能は上なんですがマルチで演算すると6コア12スレッドの2600のほうが速いということだったので、こちらにしました。
動画のエンコードはスレッドが多いほうが強いみたいですね。
マザーボード
次はマザーボード。
安くてRyzenが動けば何でもいい感じで選びました。
後は聞いたことのあるメーカのものなら大丈夫かなと。
で、選んだのがこれ↓
ASRock AMD B450チップ搭載 Micro ATX マザーボード B450M Pro4
理由は1万を切る安さと、今後第3世代Ryzenに買い替えたときも使えるから。
あとUSB3.1 Gen2のタイプA、タイプCがあるのが決めてでした。
動画やバックアップファイルを外付け大容量HDDに逃がしておきたいので、なるべく速いUSBが欲しかったというのもあります。
M.2も使えるようですが、今回は考えていません。
メモリー
メモリーはどのメーカーがいいのかとか全くわからないので、とりあえず安いやつにしました。
相性問題でたらご愁傷さまという感じ。
容量は動画編集用ということで32G(16G×2)でいこうかと。
選んだのはこれ↓
F4-2666C19D-32GIS [DDR4 PC4-21300 16GB 2枚組]
これはパソコンショップのドスパラで購入。
最初店頭で買おうと思って店にいったんですけど、店頭価格のほうがネット販売価格より高くなっていたので一旦帰宅してネットショップで買いました。
HDD・SSD
HDDとSSDですが、うちにとりあえず250GのSSDが転がっていたのでそれを利用。
容量は圧倒的に足りないのですが、アプリは必要最低限しかいれる予定ないし、作業が終わったデーターは外付けのバックアップ用HDDに逃がしてしまうのでなんとかなるかと。
納得いかなかったら、M.2かSSDを増設します。
グラフィックボード
動画編集でキモになると思われるグラフィックボード。
CPUより大事かもしれない。
まあ予算があればGeForce GTX 1660 SUPERあたりかそれ以上が良さげなんですが、ここは予算重視でCPUと同じAMD系でいくことに。
NVIDIAのほうがいいとはわかってるんですけどね。。。
で、選んだのがこれ↓
Phantom Gaming D Radeon RX580 8G OC [PCIExp 8GB]
RX570という手もあったのですが、2千円くらいしか変わらないのでこちらに。
displayPortが3つもあるのもいいですね。
モニター最大5台までいけるので、株式投資用PCとしてもいいかも。
GeForce系以外を使ったことがないのでちょっとどんなもんか楽しみです。
電源
電源もよくわからないので、とりあえず容量が500Wもあればいいかなと思って最初玄人志向の一番安いものを買おうと思ったのですが、
ちょっとググってみたら電源ケーブルが短いらしいんですよね。
PCケースによっては延長コードが必要になるらしい。
ただでさえケーブルの取り回しで苦戦することが予想できるので、別のものに。
いろいろ悩んでこれ↓
SMART 600W STANDARD PS-SPD-0600NPCWJP-W
これ600Wなんですが、なぜか500Wより安かったのでこちらに。
容量多いほうが今後グラボやCPUを変更したときに安心感ありますし。
PCケース
ケースはミニタワーなら何でもいいかなと思ったので最初はこれを選びました。
これを選んだのは5インチベイがついてほぼ最安だったから。
現在メインで使ってるPCにブルーレイドライブがあるので、それを移植したいんですよね。
Amazonのカートに入れたあと、少しぐぐってみたら、配線の取り回しが難しいケースだということがわかり初心者向きではないということで購入をやめました。
後々、パーツ交換する事も考えるともう少し扱いやすいケースが希望でした。
で、悩んだ挙げ句、やはり安くて人気のあるケースがいいだろうとこれ↓にしました。
Thermaltake Versa H26 Black /w casefan
ミドルタワーですけど結構大きめですよね。
一番売れてるということは、後々わからないことがあっても先人がたくさんいるので情報も集めやすく安心。
注文した後、白のほうが少し安かったなとちょっと後悔。
その他OSなど
キーボードやマウスなどは現在使っているものと、過去に買ったPCのおまけで付いてきたものがあるのでそれをとりあえず使おうかと。
OSはWindows 10 Home 日本語版のパッケージ版を買いました。
DSP版の方がもちろん安いのですが、今後パーツを交換することを考えると、ノーマルのほうが良いと判断。
とりあえずこれらをベースに作っていこうと思っています。
2020年8月14日現在、CPUとマザーボード以外は到着しました。
CPUは流石に物がなくなってきてるようで、今週中は届きそうも有りません。
素直にもう少しお金だして3600買えばよかったか……。
まあいいや。
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